スリランカ・コロンボ北方のネゴンボ刑務所で暴動 26人死亡

スリランカ刑務所暴動、100人超負傷・死者27人に 薬物取引めぐる受刑者間抗争か

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スリランカの首都コロンボ北方にあるネゴンボ刑務所で現地時間7月5日に始まった暴動をめぐり、AFP系の続報では死者が少なくとも27人に増えた。刑務官7人が含まれる。当局は、違法薬物取引をめぐる受刑者グループ間の抗争が発端だったとみている。

刑務官介入後に拡大した騒乱

暴動は現地時間5日、刑務所内で受刑者同士が衝突したことから始まった。6日に刑務官が介入すると騒ぎはさらに激しくなり、一部の受刑者は刑務官を攻撃したほか、刑務所の主門を突破して逃走しようとしたが阻止された。

AP通信によると、暴力に関与した受刑者734人は別の刑務所へ移送された。6日には刑務所周辺に軍も展開し、治安当局が事態の封じ込めに当たった。スリランカ議会は7日の院内日程に、ハルシャナ・ナナヤッカラ司法・国民統合相によるネゴンボ刑務所騒乱に関する閣僚声明を掲載した。

死者27人との続報、入院者数は報道で差

死者数は現地時間6日時点の25人から、AP通信やロイターが7日までに26人へ増えたと報じていた。その後、AFP系の続報では、警察発表として少なくとも27人が死亡したと伝えられた。AP通信の集計では、26人時点の内訳は刑務官7人、受刑者19人だった。

負傷者は100人を超える。AP通信は7日時点で77人が入院していると報じた。一方、AFP系の続報では、ネゴンボ病院で97人、コロンボの病院で19人が治療を受けていると伝えており、入院者数の集計には報道によって差がある。けが人には刺し傷や銃創を負った人も含まれる。

ネゴンボ刑務所はコロンボの北約35キロに位置する。スリランカの刑務所は収容能力約1万人に対し、実際の収容者が約3万9000人に上るとされ、深刻な過密状態が続いている。今回の暴動は、同国で少なくとも5年超で最悪規模の刑務所暴動となった。

参考・出典

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