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ウクライナ軍参謀本部とウクライナ保安局(SBU)は2026年7月6日、ロシア本土の製油施設3カ所と、バルト海沿岸ビソツク港の石油ターミナルを攻撃したとそれぞれ発表した。このほか、ウクライナ側はロシアが一方的に併合したクリミアの石油製品積み替え施設への攻撃も主張している。
製油施設と港湾ターミナルへの攻撃
ウクライナ軍参謀本部は、ヤロスラブリ州のスラブネフチYANOS製油所付近で爆発が記録され、敷地から煙が上がったと発表した。同本部はあわせて、レニングラード州のNOVATEK-Ust Luga製油所と、ロシアが一方的に併合したクリミアの軽質石油製品積み替えターミナルも攻撃したとしている。
SBUは同日、他部隊とともにレニングラード州ビソツク港の石油積み出しターミナルと、カルーガ州の石油精製施設を無人機で攻撃したと発表した。
石油精製施設や積み出し拠点は、燃料の生産と輸送を支える要所だ。ウクライナ側は、ロシアの燃料供給や戦争遂行能力に関わるエネルギー・物流インフラを狙う長距離攻撃を続けている。同日にはロシア中部オムスクの大型製油所への攻撃も報じられており、ロシアの石油関連インフラを狙う攻撃はさらに広い範囲に及んでいる。
ロシア側も港湾被害に言及
ロシア当局者も、ウクライナの無人機攻撃によりビソツク港とウスチルガ港が被害を受けたと述べた。ビソツク港とウスチルガ港はいずれもバルト海沿岸にあり、石油関連貨物の取り扱いで重要な役割を担う港湾だ。
「3カ所の石油精製施設とビソツク港の石油ターミナル」という対象は、ウクライナ軍参謀本部の発表分とSBUの発表分を合わせたものだ。SBUはビソツク港で積み出し設備やタンクを攻撃したと主張しているが、各施設の損傷規模、操業への影響、ロシア側説明との一致は確認途上にある。
