カンボジア、オンライン詐欺「首謀者」への証拠収集 プリンス・グループの金融網も調査拡大

カンボジア、オンライン詐欺「首謀者」への証拠収集 プリンス・グループの金融網も調査拡大

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カンボジアのオンライン詐欺対策委員会(CCOS)で事務局トップを務めるチャイ・シナリット氏は2026年9月24日(現地時間)、オンライン詐欺の首謀者とみられる人物らへの法的措置に向け、当局が証拠を集めているとロイターに語った。プリンス・グループの金融ネットワークについても調査を拡大しているという。

シナリット氏は、首謀者だけでなく共謀者、所有者、支援者、保護者を対象とする場合も、法的措置には時間と証拠が必要だと説明した。国際的な協力相手から得た情報によって一部の容疑者への措置が可能になったとしたが、対象者や措置の内容は明らかになっていない。

プリンス・グループを巡っては、米財務省が2025年10月、同グループをトランスナショナル犯罪組織に指定し、大規模なオンライン詐欺や資金洗浄に関与したと主張している。創業者兼会長だったチェン・ジー氏は2026年1月、カンボジア当局に逮捕され、中国へ引き渡された。ブルームバーグによると、シナリット氏は9月23日、当局が同グループの関連会社約30社と、シンガポール、米国、英国などの海外資産を調査していると述べた。プリンス・グループの弁護士はロイターの取材に即時回答しなかった。

シナリット氏は8月27日、大規模な詐欺拠点は国内に残っていないと説明した。AKPは9月20日、詐欺拠点への便宜供与や保護に関与した疑いで上級職員や法執行関係者15人が逮捕・解任されたと伝えている。一方、ロイターは分析家の見方として、多くの大規模拠点や資金洗浄を支える基盤がなお稼働しているとの批判を紹介している。

参考・出典

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