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複数の報道によると、経団連の筒井義信会長は6日の記者会見で、中国が6月29日に日本の40の企業・団体を輸出管理リストに追加したことについて「極めて遺憾」と述べ、撤回を求めたいとの考えを示した。中国側の追加措置に対し、日本政府に続き、経済界トップも反発を明確にした。
段階的に強まる対日輸出管理
中国の対日輸出管理をめぐっては、今年1月以降、措置が段階的に強められてきた。筒井氏は1月13日の記者会見で、中国政府の対日輸出管理強化について、日本だけを対象にした措置であり、明らかな経済的威圧行為と受け止めているとして「極めて遺憾」と述べていた。
2月24日には、中国商務省が日本の20の企業などに軍民両用品目の輸出を禁止すると発表した。軍民両用品目とは、民生用にも軍事用にも使える物資や技術を指す。筒井氏は同日の経団連定例記者会見でも「極めて遺憾であり、撤回を求めたい」と表明していた。
7月6日の会見では、一連の措置の影響が経団連の会員企業に広がっているとの認識も示された。レアアースなどが徐々に入りにくくなっているとも述べたとされ、規制は企業活動に必要な原材料調達への懸念を強めている。
政府も抗議、中国側は安全保障を理由に説明
6月29日の追加措置を受け、日本政府も同日、中国側に抗議し、撤回を求めた。政府は措置について「決して許容できず極めて遺憾」との立場を示しており、経済界の発言は政府の対応と同じ方向を向くものとなった。
一方、中国商務省報道官は、2月24日に日本の20の事業体を輸出管制管控リストに、別の20の事業体を注視リストに入れた目的について、日本の「再軍事化」と核保有の企図を阻止するためだと説明している。6月29日の措置でも、輸出管制管控リストに20の日本企業・団体、关注リストに別の20の日本企業・団体が追加された。企業側への具体的な影響は、なお明らかになっていない部分がある。
参考・出典
- 経団連会長、中国の対日輸出規制強化は「極めて遺憾」-撤回求めたい | TBS CROSS DIG with Bloomberg
- 中国禁輸措置の撤回求める|埼玉新聞|埼玉の最新ニュース・スポーツ・地域の話題
- 経団連:定例記者会見(2/24)における筒井会長発言要旨 (2026-02-24)
- 経団連:定例記者会見(1/13)における筒井会長発言要旨 (2026-01-13)
- 商务部新闻发言人就对日相关出口管制措施答记者问
- 木原官房長官「決して許容できず極めて遺憾」と強く抗議、撤回求める 中国商務省が輸出規制リストに日本の企業などを追加 | TBS CROSS DIG with Bloomberg
- 木原官房長官「決して許容できず」 日本企業への中国「輸出禁止措置」対象拡大に抗議|FNNプライムオンライン
