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EL PAÍSによると、スペイン国防省は8月11日(現地時間)、SAICが北西部ガリシア州フェロルに計画する電気・ハイブリッド車工場について、必要な運用上の条件を前提に反対しない方針を示した。ただし、外国直接投資としての最終承認には、閣僚会議の手続きが残る。
軍事施設から約5キロ、安全保障上の懸念を検討
計画地はフェロル外港で、海軍工廠と軍用造船企業ナバンティアの施設から直線距離で約5キロに位置する。同紙によると、軍と情報機関は以前、工場が周辺の軍事施設に関する情報収集に利用される潜在的なリスクを懸念していた。
国防省は今後、計画に異議を唱えない内容の報告書を出す見通しだ。ただし、前提となる「運用上の条件」の具体的な内容は確認されていない。
投資額2億ユーロ、約1000人の直接雇用を想定
SAICの計画は、電気・ハイブリッド車の生産と流通を担う複合施設を外港に整備するものだ。報道では、投資額は2億ユーロ、直接雇用は約1000人とされる。
ガリシア州政府は6月1日、この計画を戦略的産業プロジェクトに指定した。環境影響評価を含む公示と意見募集は、6月27日から8月7日まで実施された。
国防省の方針と最終承認は別段階
国防省が反対しない方針を示したことは、安全保障上の扱いに関する一段階であり、工場計画そのものが最終承認されたことを意味しない。8月11日時点では、外国直接投資の承認を含む必要な手続きが進行中とされる。
必要な許認可を得ることを前提に、ガリシア州政府は2027年の建設開始と2028年の稼働を見込んでいる。
