公取委が共同通信子会社に是正勧告 棋士らとの口頭契約を問題視
公正取引委員会は25日、将棋のプロ棋士らフリーランスとの業務委託が口頭のやり取りだけで進められ、契約条件を書面・電子的に示さず報酬支払いも遅延したとして、ニュース配信を担う子会社・株式会社共同通信に再発防止を勧告し、調査で判明した問題を踏まえ書面化や支払い体制の整備を求めた。
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公正取引委員会は25日、将棋のプロ棋士らフリーランスとの業務委託が口頭のやり取りだけで進められ、契約条件を書面・電子的に示さず報酬支払いも遅延したとして、ニュース配信を担う子会社・株式会社共同通信に再発防止を勧告し、調査で判明した問題を踏まえ書面化や支払い体制の整備を求めた。
クラウドをまたぐ業務ソフトの費用負担の偏りを背景に、公正取引委員会は2月25日、米Microsoftが他社クラウド上での「Microsoft 365」利用に高額料金を課し競争を妨げた疑いで独占禁止法違反の審査に着手、東京の日本法人に立ち入り検査した。
エアロネクストは2月17日、JAXA向けに宇宙実験の成果回収を支援するため洋上で漂う観測機器や浮遊物をいち早く検出・回収するドローンの設計・製作を担当すると発表した。事業は1月開始で3月まで実施される。海上での早期発見は宇宙実験の成果回収を左右する重要課題で、回収効率化を目指す。
東芝は炭化ケイ素(SiC)パワーデバイス向けに、スイッチング時の損失や駆動側の消費電力を抑える次世代ゲートドライバー技術を開発。電気自動車やデータセンターの電力変換効率を高め、冷却負荷やシステムコスト低減にも期待される。市場投入時期や適用分野の拡大も注目される。
対中ビジネスが転機を迎える中、ドイツのメルツ首相は北京で李強総理と会談。投資・貿易拡大と関係深化を目指し、補助金など競争条件のゆがみ是正や市場アクセスの公平性を訴え、公正なルールを重視する姿勢を示した。域内企業の競争力維持や技術移転の懸念に触れ、対話継続での解決を目指すとした。
政府は24日、宇宙産業の民間主導を促す第3期「宇宙戦略基金」の実施方針を示した。支援の狙いや進め方をまとめ、企業や大学の研究開発支援として、打ち上げ・衛星・探査をにらむ技術の実証や事業化を含めJAXA公募で幅広く募集する方針で、民間投資の活性化や国際競争力強化も視野に入れる。
生成AIの学習・推論で問題となる電力消費と速度の壁を受け、日米台連合がAI向け次世代メモリーの共同開発を始動。台湾受託製造大手・力積電(PSMC)が計画に加わり、量産を視野に入れた試作と製造面を担い、日米台の技術連携で電力効率と演算速度の向上を目指すと世界新聞網が報じた。
成田空港貨物エリアでANAカーゴが、フォークリフトの横持ちを置き換える自動搬送サービスの運用を開始。特定条件下で車両が運転操作を担うレベル4自動運転を導入し、搬送作業の安定化と大幅な省人化を目指す。フォークリフト作業を置き換え、効率化と安全性向上で物流DXへの貢献が期待される。
漢方最大手のツムラが、長年知られる滋養強壮薬・養命酒の製造事業を約68億円で取得へ。2月25日発表で、上場先をTOBで非公開化してから事業を切り出す段取りを取る方針。養命酒のブランド戦略や買収後の展開、消費者や業界への影響や販売網統合の可能性も注視される。
黒海沿岸のエネルギー施設を狙ったウクライナの攻撃が米国の対ウクライナ関与に波紋を広げる。駐米大使ステファニシナは、ノボロシスク周辺への攻撃がカザフスタンでの米投資にも影響し、米国務省から「米国の利益」を損なう行為を控えるよう異例の注意を受けたと明かした。
米政府が国防総省発の人工知能を政策ツール化し重要鉱物の値付けを検討へ。ニューズウィーク報道によれば、ゲルマニウム、ガリウム、アンチモン、タングステンを当面の対象とし、まずは取引の目安となる算出方法を整える構えで、報道は24日(日本時間25日)付だ。
欧州委員会がロシア産原油の輸入禁止を制裁から恒久的な法律へ移行する法制化案を4月15日に提示する方向で調整。4月12日のハンガリー議会選挙をまたぐ日程にし、選挙戦への波及を抑える狙いがあると伝えられ、欧州のエネルギー市場や安全保障への影響が注目される。
世界一律の追加関税を巡り、当面の税率を10%に据え置くか15%へ引き上げるかが焦点。米政権は引き上げ方針を維持しており、ホワイトハウスは24日、トランプ氏が念頭に置く「15%」に揺らぎはないと強調した。決定は国際貿易や企業・消費者のコストに影響を与える可能性がある。
Metaがデータセンター向けの計算資源確保でAMD製AI半導体を長期調達する枠組みを構築。株式取得につながる権利も付与され、GPU確保の交渉が製品売買から資本関係へ拡大している。背景にはAIインフラの需要高騰とGPU供給不安がある。
米国の関税措置をめぐる摩擦が司法判断を契機に再び揺れ、対立が表面化。中国商務省は24日、関税の一方的撤回を米国に促し、次回の米中貿易協議を開く用意があると表明。対抗措置は米側の新たな動きを見極めた上で判断するとして、貿易協議の行方が注目される。
AFPによると、世界の輸出企業は米国向け取引の採算を左右する新たな上乗せ関税の適用が24日開始したことに注視。連邦最高裁の判断を受け、トランプ政権が代替の枠組みで貿易政策を組み直す動きが企業のコスト・サプライチェーンに影響する懸念が高まっている。
英国はロシアの戦費源となるエネルギー収入を細らせる狙いで24日、石油パイプライン大手トランスネフチを含む企業・個人・船舶約300件を対象とする対ロシア制裁を一斉に発表。侵攻初期以来で最大規模の経済的圧力をかける狙いだ。資産凍結や取引禁止などの措置を含む。
中東の防空再建に絡む新たな動きとして、フィナンシャル・タイムズはイランがロシア製携帯式防空ミサイルを約5億ユーロで大量確保する契約をまとめたと、流出文書や内部資料を根拠に22日(日本時間23日未明)に報じ、地域の軍備増強や緊張に影響する可能性があると伝えた。
24日、中国商務省は軍事転用の恐れがある品目をめぐり、日本の20社・団体を輸出管理のリストに相次いで追加し、輸出規制を強化。これを受け日本政府は佐藤啓官房副長官が「決して許容できない」と強く反発、撤回を求め対日関係の緊張が一段と高まった。
金融政策の次の一手を巡り、政府と日本銀行の温度差が表面化。高市早苗首相は今月16日、首相官邸で植田和男日銀総裁と会談し追加利上げに慎重な姿勢を示したと毎日系配信が複数関係者の話として伝え、今後の利上げ動向や市場への影響が注目される。専門家や市場関係者も反応に注目している。