ハートシード、iPS心筋球「HS-001」10例の52週結果公表 2026年中の承認申請を目指す
ハートシードは2026年8月31日、iPS細胞から作製した心筋細胞の球を心臓に移植する治療候補「HS-001」について、重症心不全患者10人を対象とした第I/II相試験の52週結果を公表した。同社は、承認申請方針に影響する安全性上の懸念はなく、心機能などの指標も申請方針を支持したとしている。
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ハートシードは2026年8月31日、iPS細胞から作製した心筋細胞の球を心臓に移植する治療候補「HS-001」について、重症心不全患者10人を対象とした第I/II相試験の52週結果を公表した。同社は、承認申請方針に影響する安全性上の懸念はなく、心機能などの指標も申請方針を支持したとしている。
大阪大学の研究チームは、心筋梗塞後に起きる心不全に対し、回復に関わる5種類の遺伝子をmRNAとして同時に届ける治療設計を開発し、マウスで心機能と生存率の改善を示した。論文は2026年5月23日、Small Scienceにオンライン公開された。
鼓動の変化を映す動画が会場に流れると、福田恵一医師は静かに経過を語った。慶応大発のHeartseedが進める、iPS細胞由来の心筋球を用いた世界初の治験で、手術から半年以上を経た患者で心機能の回復が示されたという。重い心不全に対し、移植に頼らない再生医療が輪郭を得つつある。