米軍 ホルムズ海峡周辺でイラン無人機4機撃墜 地上管制施設も攻撃

米軍、イラン無人機4機撃墜 地管制施設にも攻撃し停戦下の緊張強まる

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AP通信やロイターは27日、匿名の米当局者の話として、米中央軍がホルムズ海峡周辺で脅威とみなしたイランの一方向攻撃型ドローン4機を撃墜し、イラン南部バンダルアッバスの地上管制施設を攻撃したと報じた。この施設は5機目のドローン発射に関与していたと説明されている。米中央軍は25日にも南部イランでの「自衛」攻撃を公表しており、28日にはイラン革命防衛隊が米軍攻撃への報復として米軍基地を攻撃したと主張した。ホルムズ海峡周辺の緊張は、停戦下でも軍事行動が連鎖する局面に入っている。

ドローン脅威への即応と南部イラン攻撃

撃墜されたのは、目標に向かって飛び、帰還を前提としない一方向攻撃型ドローンだ。ホルムズ海峡は中東産原油の輸送路として重要な海上交通の要衝で、周辺でのドローンやミサイル、小型艇の動きは、米軍にとって部隊防護と商船航行の安全に直結する問題となっている。

攻撃対象となったバンダルアッバスは、ホルムズ海峡に面するイラン南部の拠点都市である。米軍は、空中のドローンを排除するだけでなく、追加発射に関わるとされた地上施設にも打撃を加えた形だ。施設の損害規模や死傷者の有無について、米側は詳細を明らかにしていない。一方、イラン側メディアは、攻撃はバンダルアッバス周辺で起きたと伝え、被害はなかったとする説明も出ている。

米中央軍は25日、南部イランで「自衛」攻撃を実施し、標的にはミサイル発射地点や機雷敷設を試みていた艇が含まれたと公表した。ティム・ホーキンス報道官は、攻撃は「イラン軍がもたらす脅威から部隊を守るため」だと説明し、「進行中の停戦の間、抑制を保ちながら」部隊防護を続けていると述べていた。

海上封鎖下で続く緊張

米中央軍は4月13日に対イランの海上封鎖を始め、5月23日時点で商船100隻を迂回させたと発表している。この作戦には200超の航空機と艦艇が投入されており、単発の軍事行動ではなく、ホルムズ海峡周辺の海上交通と米軍部隊を守るための継続的な作戦として展開されている。

一方で、米政権は対イラン交渉が続いているとの認識を示す一方、ホルムズ海峡をめぐる合意報道を否定し、交渉にはなお隔たりが残る。イラン革命防衛隊は28日、バンダルアッバス周辺への攻撃への報復として、攻撃の発射元とする米軍基地を攻撃したと主張した。クウェート軍も同日、ミサイルとドローンによる攻撃を受けたと発表したが、標的や関連性は明らかにしていない。今後は、施設の損害評価、イラン側の主張の確認、停戦維持と交渉への影響が主な確認点となる。

参考・出典

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