カナダが豪州OTHR技術を導入へ 史上最大規模の防衛輸出契約が具体化
オーストラリアとカナダは22日(キャンベラ時間)、カナダ北極圏の早期警戒能力整備に向け、豪州設計のOver-the-Horizon Radar(OTHR)技術を取得する政府間契約などに署名した。規模は25億豪ドルで、豪州史上最大の防衛輸出となる。
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オーストラリアとカナダは22日(キャンベラ時間)、カナダ北極圏の早期警戒能力整備に向け、豪州設計のOver-the-Horizon Radar(OTHR)技術を取得する政府間契約などに署名した。規模は25億豪ドルで、豪州史上最大の防衛輸出となる。
中国商務省は中国時間6月22日、商務部公告2026年第23号で米企業10社を輸出管理対象に加え、対象企業向けの両用品輸出を禁じた。米国がアリババや百度などを「中国軍関連企業」一覧に加えたことへの対抗措置と位置付けている。両用品は民生用にも軍事用にも使える物品や技術を指す。
中国財政部は中国時間22日、財庫〔2026〕10号通知で、政府調達活動において46社の米企業に関連措置を講じると示した。通知は、調達主体に対し、46社の米企業が生産する製品を調達してはならないと定めている。ただし、在華米資企業は対象外とされ、米企業全般を一律に政府調達から排除する設計ではない。
中国税関データを基にした報道によると、2026年5月も中国から日本向けの重希土類輸出は低水準にとどまった。レアアース磁石に使われるテルビウム酸化物とジスプロシウム酸化物の出荷は途絶えた状態が続き、イットリウム酸化物もごく少量に限られた。日本の重要鉱物調達をめぐる不安は、5月時点でも解消していない。
英政府は2026年6月22日、重要鉱物戦略に基づく5000万ポンド規模の支援プログラムを具体化した。2025年11月に公表した「UK Critical Minerals Strategy」の実行策で、採掘、加工、精製、リサイクルを後押しし、EVや防衛装備に欠かせない素材の特定国依存を下げる。
トム・コットン米上院議員は米国時間6月17日、ベッセント財務長官に書簡を送り、越境決済プラットフォームエアウォレックスへの中国系投資について、対米外国投資委員会(CFIUS)に国家安全保障審査を開くよう求めた。エアウォレックスをめぐる米側の問題提起は、米顧客データへのアクセス懸念に加え、出資構造や米事業への影響を問う投資審査の領域へ広がった。
複数報道によると、政府は今夏にまとめる成長戦略で、AI・半導体や造船など戦略17分野の官民投資総額を2040年度までに約370兆円とする方向で調整している。分野別施策を束ねる大規模な総額提示が、成長戦略の柱となる見通しだ。
経済産業省と財務省は2026年6月19日、中国・台湾製のニッケル系ステンレス冷延鋼帯・冷延鋼板を巡るアンチダンピング関税調査で、不当廉売がされた貨物の輸入と、それによる国内産業への実質的損害等の事実を推定する仮の決定を公表した。両省は同日、利害関係者から提出された証拠などをさらに検討するため、調査期間を4カ月延長し、2026年11月21日までとすることも決めた。
総務省統計局が2026年6月19日に公表した5月の全国消費者物価指数で、生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)は前年同月比1.4%上昇にとどまった。さらに欧米型コアに近い食料・エネルギー除く指数は1.1%上昇となり、物価基調の弱さが鮮明になった。
18日の海外報道によると、ラトニック米商務長官はASML幹部に対し、EUV露光装置が米国主導の輸出規制に反して中国へ渡った可能性への懸念を伝えた。ASMLは中国へのEUV装置や専用部品の出荷を否定しており、焦点は事実認定と流通経路の確認に移っている。
商船三井、日本航空、ロイド船級協会、米REGENT Craftの4者は6月10日、完全電動シーグライダーの日本実装に向け、船体認証と運航許可の取得プロセスを共同開発する合意書を締結した。船級協会と連携する取り組みとして日本初の事例で、導入決定ではなく商用運航に必要な制度上の道筋を整える動きだ。
米防衛大手ロッキード・マーチンとGM系防衛子会社GM Defenseは米国時間16日、米国の製造基盤と防衛産業基盤の強化に向けた協業に関する覚書を結んだと発表した。防衛装備の供給力を高めるため、ロッキードの防衛生産の知見と、GM側の商用製造・工学面の量産技術を組み合わせる。
英フィナンシャル・タイムズ(FT)は18日、関係者3人の話として、JPモルガン・チェースが香港の従業員によるAnthropic製AIモデルへのアクセスを遮断したと報じた。Anthropicとのライセンス条件を理由に、承認済みLLMの社内リストからClaudeを外したとされる。
ロイター通信が18日報じたところによると、英国政府は日産自動車の英国北東部サンダーランド工場への追加支援を巡り、同社と大詰めの協議を進めている。支援は新モデルや派生車の生産、雇用保護、追加投資を条件とする案で、最終条件はなお流動的だ。
Trump Mobileブランドの金色スマートフォン「T1」が、6月10日付のiFixit分解記事を受けて再び注目を集めている。分解では、T1が台湾HTCの2024年機種「HTC U24 Pro」と内部構造まで極めて近いと示された。CTスキャン、内部配置の比較、基板載せ替えの動作確認により、既存機の再外装品に近いとの見方が強まった。
米国時間18日、トランプ大統領は自身のSNS投稿で、Appleがインテルと協力し、米国内で自社向け半導体を設計・製造することで合意したと述べた。Appleとインテルによる個別発表は確認されておらず、投稿はAppleの米国内半導体供給網にインテルが直接加わる可能性を示した点に意味がある。
主要7カ国(G7)首脳は現地時間6月17日、重要鉱物の供給網を巡る協調強化で一致した。公式宣言では、非拘束の「G7 Critical Minerals Resilience and Production Alliance」を設け、IEAなどを活用した市場監視、情報共有、危機対応の枠組みを整えるとした。ロイターは、中国依存の引き下げが狙いだと報じている。
日本政府観光局(JNTO)が6月17日に発表した2026年5月の訪日外客数(推計値)は355万9900人で、前年同月比3.6%減だった。中国からの訪日外客数が31万3000人と60.4%減に落ち込む一方、韓国、台湾、米国などは5月として過去最高を記録。総数は前年を下回ったが、中国以外の市場の伸びが減少幅を抑える構図となった。
テラドローンは2026年6月15日、ウクライナの防衛関連企業Amazing Drones LLCとWinnyLab LLCを連結子会社化した。欧州拠点のTerra Defense Europeを通じて両社の持分50%を取得し、実戦環境で得た知見を防衛システム開発と海外展開に生かす。
Airbus Defence and Spaceなどドイツの防衛・航空関連8社は現地時間6月11日、ベルリン国際航空宇宙ショー(ILAベルリン)で企業連合「Team Gen 6」を打ち出し、第6世代戦闘機の開発責任を担う用意があると表明した。FCASの中核戦闘機部分をめぐる再編を受け、欧州の次世代空中戦能力を支える新たな産業側の布陣となる。