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2026年7月16日(現地時間)、カナダの山火事の煙が米中西部から北東部を覆い、10州の一部で大気質が「不健康」水準となった。ニューヨーク市は屋外活動の抑制を呼びかけ、KN95マスクの配布を拡大した。
カナダで859件、113件が制御不能
16日(現地時間)のカナダ政府集計では、活動中の山火事は859件で、このうち113件が制御不能とされた。焼失面積は年初から238万4000ヘクタールに達した。火災の多くはマニトバ、サスカチュワン、オンタリオの中部3州で発生している。
カナダ連邦政府は9日時点で、活動中の火災を796件、制御不能を60件と発表していた。同日時点の年初からの累計は3137件、焼失面積は140万ヘクタールだった。活動中の火災数は鎮火や新規発生によって変動する時点集計のため、単純な増加件数としては比較できない。
AP通信によると、米国を覆った煙は主にカナダの山火事に由来するが、ミネソタ州北部の火災も発生源に含まれる。米国立気象局の気象予報官は、高気圧の影響で煙が地表付近に滞留したと説明した。
ニューヨーク市、全住民に屋外活動の抑制を要請
ニューヨーク市は16日(現地時間)、AQI(大気質指数)が151~200の「不健康」水準となったことを受け、全住民に激しい、または長時間の屋外活動を減らすよう求めた。この区分では、呼吸器・心臓疾患のある人、高齢者、妊婦、子どもだけでなく、一般の住民にも健康影響が生じる可能性がある。
市は数百カ所のクーリングセンターを開設し、警察署や図書館、消防署などでKN95マスクの無料配布を拡大した。1時間を超える屋外イベントは屋内への移転や延期を検討し、屋外労働者には屋内で頻繁に休憩できるようにすることを事業者に求めた。
AP通信によると、山火事の煙に含まれる微小粒子は肺の深部に入り、血流へ到達する可能性があり、心臓や肺への影響が懸念される。
参考・出典
- The Government of Canada provides an update regarding the 2026 wildfire season – July update
- Canada wildfire smoke blankets US Midwest, Northeast with dangerous orange haze
- NYCEM Emergency Plan Extended Into Thursday as Canadian Wildfire Smoke Moves Into Region
- Notify NYC – Air Quality Health Advisory (AQI 151-200) – 7/16
- Wildfire smoke makes air unhealthy from the US Midwest to East Coast. Officials say stay inside
