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キオクシアホールディングスは7月17日、米テキサス州西部地区連邦地裁の陪審が16日(現地時間)、Viasatの特許を侵害したとして、子会社2社に約2億2900万ドルの損害賠償額を認定する評決を出したと発表した。
フラッシュメモリーの誤り訂正技術が争点
Viasatは2021年11月29日(現地時間)、フラッシュメモリーの誤り訂正技術に関する米国特許第8,615,700号を侵害したとして、キオクシア側をテキサス州西部地区連邦地裁ウェーコ支部に提訴した。
Viasatは、キオクシアのフラッシュメモリー製品に、同社が保有する誤り訂正技術が使われていると主張していた。陪審は700号特許の請求項16の侵害を認め、2026年3月30日までの過去の侵害に対するランニングロイヤルティー(実施料相当額)として、2億2902万5021ドルの損害額を認定した。
700号特許は、フラッシュメモリー向けの前方誤り訂正に関する技術を扱う。キオクシア側は侵害を否定し、特許は無効だと主張していた。今回の評決は陪審による判断であり、侵害認定や賠償額が最終的に確定したわけではない。
キオクシア側は控訴を含む対応を検討
訴訟の被告は、キオクシアホールディングス(HD)の連結子会社であるキオクシアと、米国販売子会社Kioxia America。キオクシアHDは7月17日、評決後の申し立てや、必要に応じて控訴する方針を明らかにした。
同社は、今回の評決が製品・サービスの提供に及ぼす影響はないと説明する一方、連結業績への影響は精査中としている。損害賠償額は暫定的な金額で、同社は1ドル=162円で約371億円と換算した。
訴訟は陪審評決の段階にあり、キオクシア側は評決後の申し立てや控訴を含む法的対応を検討している。
