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ロシア南部クラスノダール地方の黒海沿岸にある主要港ノボロシースクで、8月11日夜から12日未明(現地時間)にかけてウクライナの無人機攻撃があり、ロイターによると国内最大規模の穀物ターミナル2施設が稼働を停止した。
2施設が停止、運営側は被害を確認
停止したのは、デメトラ・ホールディング所有の施設(年間輸出能力850万トン)と、OZKが主要株主のNKHP(同710万トン)。デメトラ・ホールディングは施設の被害を認め、OZKもNKHPの被害を公表した。ロイターは業界関係者4人の話として、両施設が停止したと伝えている。
一方、AP通信はロシア紙Vedomostiを引用し、ノボロシースクの穀物ターミナル3施設のうち2施設が損傷し、そのうち1施設が操業を停止したと報じた。停止施設数について報道内容には差がある。
農業省は代替ルートへ、穀物先物も上昇
ロシアは世界最大の小麦輸出国で、輸出の多くを黒海沿岸港が担う。ロシア農業省は攻撃後、農産物輸出をバルト海、カスピ海、極東の港湾や陸上輸送など代替ルートへ振り向ける対応を進めている。
ロイターによると、12日のシカゴ小麦先物は約3%、ユーロネクスト小麦先物は2.2%上昇した。ターミナルの再開時期や実際の輸出量への影響は、現時点で確認されていない。
