ガザ地区で空爆相次ぐ、32人死亡 停戦合意の崩壊懸念が高まる
ガザ地区で1月31日、イスラエル軍の空爆が各地に広がり、救助に当たるガザの民間防衛機関は子どもを含む32人が死亡したと発表した。昨年10月に停戦が発効して以降も死者が積み上がり、合意の持続性そのものが揺らいでいる。
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ガザ地区で1月31日、イスラエル軍の空爆が各地に広がり、救助に当たるガザの民間防衛機関は子どもを含む32人が死亡したと発表した。昨年10月に停戦が発効して以降も死者が積み上がり、合意の持続性そのものが揺らいでいる。
ウクライナ東部ドニプロペトロウスク州で1日、鉱山労働者らを乗せた通勤バスがロシアのドローン攻撃を受け、少なくとも12人が死亡した。勤務シフトを終えた帰路だったとされ、民間人を狙った攻撃だとの批判が強まっている。数時間前にはゼレンスキー大統領が、4、5両日にロシア、米国を交えた和平協議を行うと表明したばかりだった。
パキスタン南西部バロチスタン州で1月31日、州都クエッタや港湾都市グワダルなどで武装勢力の同時多発の襲撃が起き、民間人と治安当局者が多数死亡した。州政府は2月1日、治安部隊が約40時間にわたる掃討を続け、武装勢力145人を殺害したと明らかにした。
水深約6000メートル級の深海底から、レアアース(希土類)を含む「泥」を引き揚げる試験で、地球深部探査船「ちきゅう」が回収に成功した。松本洋平文部科学相が2月1日、SNSで「成功したと一報があった」と明らかにした。供給の多くを海外に頼る鉱物資源で、深海の国産資源に手が届くかどうかが問われる局面だけに、節目の成果となる。
米国がイランへの軍事行動をちらつかせる中、最高指導者ハメネイ師は2月1日、米国が戦争を始めれば「地域戦争」になると警告した。「われわれはいかなる国への攻撃も望まない」としつつ、攻撃を受ければ強力に反撃すると強調し、緊張は一段と高まっている。
パキスタン南西部バルチスタン州で1月31日、武装勢力が州内各地で自爆や銃撃を同時多発的に実行し、市民と治安当局の双方に大きな被害が出た。長年くすぶる分離独立運動が、都市機能を狙う形で一気に噴き出した格好で、当局は掃討を急いでいる。
重要鉱物の輸出規制やサイバー攻撃が各国の経済と安全保障を揺さぶる中、日本と英国が連携を一段と深める。高市早苗首相は1月31日夜、来日したスターマー英首相と官邸で会談し、重要鉱物の供給網やサイバー防衛、宇宙分野まで協力を広げる方針を確認した。
米国の対中輸出規制が「チップの販売」だけでは追いつかなくなっている。米下院の中国共産党に関する特別委員会を率いるジョン・モーレナー委員長は米国時間28日(日本時間29日)、NVIDIAが中国のAI企業ディープシークのモデル開発を技術面で支援し、その成果が中国軍に利用されたとする書簡をハワード・ラトニック商務長官に送った。書簡の内容はロイターが確認した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のトップ人事が政治課題として前面に出てきた。トランプ大統領は現地時間30日(日本時間30日夜)、次期FRB議長にケビン・ウォーシュ元FRB理事(55)を指名すると発表し、利下げ推進への期待を公然と示した。
シリアの暫定政府と、クルド人が主体の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」は1月30日、停戦で合意したと発表した。SDFを段階的に政府側へ統合する内容で、長年続いた北東部の事実上の分断統治を動かす転機となる。
香港島・上環の両替店前で1月30日朝、日本人男性2人が運んでいた日本円の現金約5800万円が奪われた。大金を狙う路上強奪が目立つエリアでの事件となり、香港警察は1月31日までに容疑者の男女6人を逮捕し、このうち3人が日本人だと発表した。
OpenAIをめぐる資金調達の規模が、いよいよ国家予算級に近づいている。生成AIの開発競争が激しくなるなか、NVIDIA、Microsoft、AmazonがOpenAIに対し、合計で最大600億ドルを投資する方向で協議しているとロイターが現地時間28日(日本時間29日)に報じた。実現すれば、AIの「頭脳」を支える半導体とクラウドの主導権争いが、資本面でも一段と前面に出る。
大規模な反政府デモを鎮圧した直後のイランで、治安当局が抗議の再燃を封じるため、市民を広範に拘束し街頭での威圧を強めている。通信遮断で状況が見えにくいなか、「どこに連れて行かれたのか分からない」との証言も出ている。
ミャンマー国軍統制下の選挙管理委員会は1月29日夜、国軍主導の総選挙の開票結果が出そろったと発表した。国軍系政党の連邦団結発展党(USDP)が上下両院で339議席を獲得し、憲法上の軍人枠を含めると国軍系が約86%を占める見通しで、4月にも国軍に近い新政権が発足するとみられる。
2月8日に投開票を迎える衆議院議員総選挙で、自民党が議席を大幅に増やし、単独過半数をうかがう序盤情勢が示された。解散から投票日まで16日という短期決戦で、終盤の一瞬の風向きが議席配分を左右しうる異例の選挙戦となっている。
ロシア軍がウクライナ後方の都市を狙う攻撃ドローンに、衛星通信「Starlink」の端末を搭載している疑いが強まっている。軍事向けに設計されていない民生技術が、電子戦の弱点を突く「誘導手段」として転用されれば、攻撃の射程や精度の前提が変わる。1月29日のウクライナ側の説明を受け、CNNは30日、NATOの領土も含めた広域が射程に入る可能性があると報じた。
米国防総省と生成AI企業Anthropicの間で、AIの軍事利用に関する「歯止め」をどこまで外すかが争点となっている。事情に詳しい関係者によると、政府側が同社の技術を使い、武器の標的選定を自動化したり、国内監視に転用したりできるよう、利用上のセーフガード解除を求める可能性があるという。最先端AIを国家安全保障へ取り込む流れが加速する一方、企業が掲げる安全原則との衝突が表面化した。
米国の対イラン圧力が軍事と外交の両面で強まっている。トランプ米大統領は現地時間29日(日本時間30日)、ワシントンのケネディ・センターで記者団に、イランと「話し合う予定だ」と述べた。周辺海域に艦艇を増派しつつ、直接協議の可能性に言及した形で、偶発的な衝突が現実味を帯びかねない局面に入っている。
米国が中東で軍事態勢を急速に厚くする中、ピート・ヘグセス米国防長官は現地時間29日(日本時間30日)、トランプ大統領がイランに関してどのような決断を下しても、米軍は実行できる準備が整っていると述べた。核開発をめぐる対立に、艦隊派遣という目に見える圧力が重なり、偶発的な衝突を含む緊張管理が一段と難しくなっている。
中国人民解放軍の中枢を担う張又侠(Zhang Youxia)・中央軍事委員会副主席を巡り、核兵器関連の機密が米国へ漏れたとの報道が波紋を広げている。中国国防省の蒋斌報道官は1月29日の記者会見で、報道内容そのものの真偽には踏み込まずつつも、メディア側に「当局発表情報に基づくべきだ」として臆測を控えるよう求めた。軍上層部の調査が続くなかで、情報の統制と対外的な不信の拡大が同時に進む構図となっている。