中国当局、主要IT企業と会合 先端AIモデルの海外アクセス制限協議

中国、先端AIモデルの海外アクセス制限を協議 アリババやバイトダンスなど出席

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ロイターは7日、中国商務省主導の会合で、アリババやバイトダンスなど主要企業が中国の先端AIモデルを海外から利用できる範囲について協議していたと報じた。3人の関係者によると、対象には将来公開されるモデルも含まれ、制限の有無や時期はなお固まっていない。

協議に名が挙がった主要企業

会合に出席した企業として、アリババ、バイトダンス、智譜AI(Z.ai)の名前が挙がっている。いずれも中国の生成AI開発で存在感を持ち、国内外の開発者や企業利用に影響し得る顔ぶれだ。

ロイターは、アリババの「Qwen」とバイトダンスの「Doubao」を中国で広く使われるAIモデルと説明している。智譜AIの「GLM-5.2」についても、米国の主要モデルに近い能力と低コストで関心を集めていると伝えている。

海外展開が進む中国AI

2025年にDeepSeek R1が登場して以降、中国製AIモデルは低コストと性能向上を背景に、海外での利用を広げてきた。AIモデルは文章作成や検索支援、ソフトウェア開発など幅広い用途に使われるため、海外からの利用制限が検討されれば、開発者や企業のサービス設計にも影響が及ぶ可能性がある。

ロイターによると、協議ではクローズドソース型と、モデルの重みを入手して実行・調整できるオープンウェイト型の双方が話題になった。独自AI技術の漏えいや窃取を国家安全法に基づく違法行為として扱う案や、国内AIスタートアップへの資金提供者を制限する措置も議論されたという。

現時点で表面化しているのは協議段階の情報であり、正式な規制の導入や公布ではない。制度名、施行時期、対象範囲、既存モデルと未公開モデルの扱いの違いなどの詳細は明らかにされていない。アリババ、バイトダンス、Z.aiは報道時点でロイターの照会に回答していない。

参考・出典

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